貼り合わせ加工とは

貼り合わせ加工とは、素材を重ね合わせ一つに貼り合わせる加工のことを指し、ラミネート加工とも呼ばれています。 異なる素材を組み合わせて新たな素材を開発したり、 同じ素材を重ねて強度・厚さをだすなど 多様なパターンがあります。

貼り合わせ加工

貼り合わせ加工の特徴

上述の通り、貼り合わせ加工は同じ素材だけでなく、異なる複数の素材の貼り合わせも行うため、それぞれの伸びや強度など特性の違いを考慮した上で加工することでシワなどの不良の発生を防ぐことができます。
また、機械側もローラーの調整、速度、圧力など細かな調整が必要です。

原反と呼ばれる大きなロール状の素材を貼り合わせる加工や10cm程度の幅のテープ材を貼り合わせることもあり、ロスを抑え高品質な貼り合わせ加工を実現するには高いノウハウが要求されます。

奥田の貼り合わせ加工技術

貼り合わせをはじめとした多様な加工技術で、新素材を開発

クレープ加工紙
異素材の貼り合わせ

奥田では貼り合わせをはじめとした様々な加工技術を掛け合わせ、お客様のご要望に応じた新素材を開発します。

機能の異なる素材を貼り合わせることで新たな機能を生み出すなど、貼り合わせは紙やフィルム、不織布、金属箔など様々な素材の可能性を広げる加工方法の一つです。
また、異なる素材を複数工程に分けて使用しているお客様に対し、貼り合わせ加工を提案し工程数を削減した実績もございます。

このような開発を通じてお客様のニーズ実現をサポートいたします。

課題解決事例

○材質の異なるフィルムをラミネート 作業工数を削減

お客様より、下記のようなご相談がありました。
・各材質1枚ずつ重ねる必要があるが、薄手のフィルムのため誤って2枚掴んでセットしてしまう
・各材質を重ねる順番が決まっているが、順番を誤ってしまう
・表裏を誤ってセットしてしまう

ここで奥田はラミネートによるフィルムの一体化を提案いたしました。
作業効率が大幅に上がっただけでなく、コストダウンも実現しました。

フィルム ラミネート

加工事例

クラフト紙を貼り合わせ、シワ加工を施した
クレープ紙

金属箔、樹脂フィルム、クラフト紙を貼り合わせた
3層品

異なる樹脂フィルムを貼り合わせた
印刷品

設備情報

号機最大加工幅最大巻き取り外径最大巻き出し外径
11300mm1000φ1200φ

紙・フィルムの調達から加工まで一貫して奥田にお任せください!

奥田は貼り合わせをはじめとした加工技術を掛け合わせることで、
素材の機能開発から加工まで一貫してご提案することが可能です。
また、海外も含めた素材調達もお任せいただけます。

材料調達・加工方法でお困りのことがあれば、ぜひ奥田にお声がけください。

フィルム 印刷