奥田はISO9001/14001に基づいた取り組みはもちろん、
4段階での検査体制、全社統合システムによる品質・生産管理など徹底的な品質管理を行うことでお客様に確かな品質をご提供いたします。
ご要望に合わせて適した検査・加工・梱包を実施しており、全社一丸となって品質向上に努めております。

クリーンルームによる異物対策

クリーンルーム
クリーンルーム
クリーンルーム

精密機器の生産工程で使用されるフィルムや食品業界向け包装材などは高い品質が要求され、異物混入は必ず避けなければなりません。
奥田では、こういった特に配慮が必要な製品については
クリーンルームにてシートカット/スリット加工の対応をすることで、高い品質で製品をご提供致します。

また、シートカット工程では製品包装まで全工程をクリーンルーム内で完結することを実現しており、
お客様のニーズに合わせた最適な環境をご用意しております。

素材ごとの加工管理

奥田では様々な素材の加工を行っており、その中には加工時に飛散が懸念されるような製品などがあります。
例えば、ガラス素材を他の製品と同じ環境下で加工してしまうと、ガラス繊維が飛散してしまい、異物混入となり品質低下、クレーム要因となってしまいます。

このようなことを防止するため、ガラス素材を加工する際は専用機にて加工を行い、
周囲にはパーティションを設けることで他の製品の品質低下を防ぐ取り組みをしております。

パーテーション付き加工機

充実した検査体制

寸法検査
検査機器
異物混入検査
検査

4段階検査を行っており、受入検査・工程内検査・製品検査・出荷検査と各段階で検査体制を設け、作業員・検査員が各検査標準に基づき検査を実施、高水準の品質を維持しています。

また、製品によってはマイクロメートルレベルでの精度を求められることもあり、検査員による精度の違いを防ぐ自動測定プログラムによる測定を行うことでより正確な検査をご提供しております。

トレーサビリティへの対応

奥田独自の全社統合システムによって
資材調達・受注・進捗管理・出荷などを一元管理しております。

そのシステムから発行された作業指示書によって作業が行われ、使用された原材料、作業者、作業日時、ロットなど履歴管理に必要な情報が全て記録されることでトレーサビリティを提供しております。

作業工程によってはカメラによる記録も行っており、文字だけでは記録しきれない情報も一定期間保存しておくことで、より正確なトレーサビリティを提供しております。

トレーサビリティ

品質教育

常にお客様に満足いただける品質をお届けできるよう、
品質意識を高めるための品質教育を定期的に実施しております。

スムーズな知識習得のために教育訓練計画を策定しており、全社員がそれぞれ必要とする知識と技術を身に付けられるよう教育しております。

特に技術面においては、各加工工程で数値化出来るものは数値化を行い、
ノウハウとして蓄積しており、どの作業員が加工を行っても高品質な製品提供を行える取り組みを継続しております。
数値化やマニュアル化が難しい技術においては熟練作業員の技術を若手作業員に継承していく取り組みも行っております。

作業員の多能工化も進めており、変化のある市場ニーズに柔軟かつ効率的に対応できる生産体制を整えております。

品質教育