紙キャリアテープ加工
キャリアテープとは
「キャリアテープ」とは、半導体・電子部品を搬送または保管するためのテープです。
そのままでは扱いが難しいコンデンサなどの電子部品を、等間隔に開けられた微細な穴に挿入し包装します。
一つ一つ包装しリール状で搬送、保管するため輸送時にも省スペースかつ安全に極小部品を扱うことができます。
マウンターと呼ばれる部品組立機械(実装機)に部品が挿入されたキャリアテープをセットし実装する組立工程時の供給方法として役立っています。
キャリアテープに使われる主な素材としては主に紙と樹脂の2種類で、
挿入する部品の種類やサイズに応じて使い分けられています。
奥田では紙キャリアテープ加工に対応しております。
紙キャリアテープ加工の特徴
前述のように、キャリアテープは
コンデンサなどの極小部品を包装するテープであるため、
その部品を挿入する穴も当然ながら小さいサイズが求められます。
単に輸送・保管するだけではなく
基板を組み立てる際にも加工機にセットして使われるため
穴同士の間隔、打ち抜き位置にも精度が問われます。
また、紙由来の紙粉および繊維ケバが使用時のトラブルの原因につながる恐れがあります。
こうした寸法精度と機能の両立という点から
キャリアテープ加工には高精度な技術力が問われます。
奥田の紙キャリアテープ加工技術
高精度の打ち抜きと充実した生産体制
奥田は長年の紙キャリアテープ加工ノウハウがあり、
10mm未満の幅のテープに対し1mm以下の穴の打ち抜きを㎛レベルの精度で加工可能で、
紙粉・繊維ケバ除去・抑制するものづくりを実現しております。
紙キャリアテープは厳しい仕様および要求に対する対応、
高度な品質管理が必要となりますが、奥田ではそのどちらもクリアし、
製品の提供を行っております。
また、生産設備、検査対応も充実しており、海外での生産も行っております。
紙・フィルムの調達から加工まで一貫して奥田にお任せください!
奥田は 高精度な技術力が問われる紙キャリアテープ加工が得意です。
国内外の生産設備・検査対応も充実しています。
また、紙キャリアテープ加工だけではなく
スリット加工・シートカット加工・貼り合わせ加工・印刷加工と
様々な技術をご提供いたします。
紙・フィルムの調達から加工までトータルでご提案。
材料調達・加工方法でお困りのことがあれば、ぜひ奥田にお声がけください。